天下一武道会でバクテリアンと戦い
ダウン寸前のクリリンに悟空が言った一言。
「おまえには、鼻がないじゃないか!」
結果はクリリンの勝ち。(わからない人ごめんなさい・・・。)
しかし、あのころの少年ジャンプはぶっちぎりで
面白かった。
「北斗の拳」をはじめ「ドラゴンボール」「シティーハンター」
「奇面組」「聖斗星也」「魁!男塾」「ウィングマン」「きん肉マン」等など・・・。
(他に思いつかない・・・。何があったかな・・・?)
今日の主人公は・・・・・
Yくん 25歳 入寮者 独身 です。
私の話には珍しく、仕事も、勤務状況も
全く問題ないYさん。
半年契約が切れそうな、1ヶ月前には
退職の連絡もちゃんとある。
(しっかりしてるなぁ。Yくんは)
などと思っていた。
いよいよ退職日。
「お世話になりました。」とYくんがあいさつに。
一通り退職の手続きを済ませる。
「1週間後が退寮予定ですから、お部屋片付けおいてね。」
とYくんに伝えると、それはもう、心地よい返事が返ってくる。
1週間後。
立会い時間になってもこないYくん。
連絡しても、電話に出ない。待っても待っても来ないYくん。
仕方がないので、スペアーキーで部屋を開ける。
なんじゃこりゃ!!!!!そこに見えるのは、見るも無残なわが社の単身寮。
玄関開けると、ゴミ袋が山積み。
中に入ろうとしても、ごみが邪魔をする。
部屋中ゴミゴミゴミ・・・・。
かろうじてスペースがあるのは、
かつて布団を引いていたであろう、ベットの上だけ。
部屋の片隅には異様なほどに
積まれた雑誌の切れ端が・・・
(これをそうじするのか!?)
一緒にその部屋に行った、同僚としばし放心状態に・・・。
(わが社では、清掃業者にクリーニングに入ってもらう
前に、社員である程度清掃をします。)
Yめ〜〜〜〜〜〜!!!!!こみ上げる怒りを抑え、黙々と清掃に取り掛かる
私と同僚。
半分涙目ですよ。
なんたって、臭いが半端じゃない。
クリリンと違って僕らには立派な、それはもう立派な
鼻があるんですから。
(あの時のバクテリアンはきっとこんな臭いなんだろう・・・)
なんて考える余裕もないぐらい、くさい!
くさい!!くさい!!!くさい!!!!
(ドラゴンボールなみのびっくりマークもついちゃうさ!)
とかいいつつも、3時間ほどである程度めどを
つけちゃう、私と同僚。仕事熱心だ(笑)
で、部屋の端っこにある雑誌の掃除に取り掛かる。
コレがおかしいんです。雑誌のページがことごとく破られていて、
ティッシュのようにくしゃくしゃっと丸められている。
そして、それがTVでみる「蟻塚」のようになってる。
私の腰ぐらいの位置まで。(ちなみに私178cmぐらい)
おそるおそるその蟻塚を崩すと、
ぷ〜んと
生臭いかおりが・・・。
(どっかでかいだことある臭いだ・・・。)
同僚もそう思ったのか、お互いが目をあわす。
と、同時にお互いが気づく!
もしや!!!!そうなんです。ティッシュの代わりにしてたんです。Yの野郎は。ひとつひとつにめっちょりと男性のソレがついています。
奥に行けばいくほど、カピカピになってます・・・・。
この数をこなすYに感服すると同時に、
雑誌のページじゃ痛いだろう、と冷静に考えていました。
片付けないと今日が終わらないので
とりあえず黙々と片付けました。二人で。
その日の晩、私は入社して2度目の退職を
夜空に光る北斗七星を眺めながら考えていました。
もちろん、その晩は死兆星がはっきりと
見えたことは、ゆうまでもありません。
そんな僕のブログ応援してださい(涙)